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舛添氏、真意はどこに 政局発言…党残留?新党結成?(産経新聞)

 政界再編など政局を意識した言動が目立つ自民党の舛添要一前厚生労働相(61)は26日、参院予算委員会で質問に立ち、企業・団体献金の禁止など独自の政策論を展開した。今後も新著出版の予定があるなど話題には事欠かないようだが、党に残るのか新党を結成するのか目指す道がいまだにはっきりしないため、党内では真意を測りかねる声が多い。(田中靖人)

 「この国の形を大所高所から議論したい」

 予算委で舛添氏はこう切り出すと、違憲立法審査機関の設置や、自民党の方針とは異なる企業や団体からの献金の禁止を主張した。

 民主党幹事長室への陳情一元化を批判する中では、「自民党の利権政治が民主党の利権政治になるだけではないのか」と、自民党を切り捨てるかのような発言も。与党席からは「あんたが新党を作りなさい」とやじが飛んだ。

 2月には平成14年に出版した「内閣総理大臣 その力量と資質の見極め方」を増補出版するほか、5月をめどに経済成長戦略や憲法裁判所設置など自らの政権戦略をまとめた「日本新生計画」を出す。夏の参院選を意識しているといえる。

 同志作りにも余念がない。昨年末以降、総選挙で落選した若手26人を集め「政治カレッジ」を開いている。「私が首相なら閣僚の7割は民主党から選ぶ」などと、一国のトップを意識した発言も目立つ。

 舛添氏の強気な言動の背景には、世論の高い支持がある。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の1月中旬の世論調査では、「次期首相」の2位(13・2%)となった。

 ただ、舛添氏の本音がみえてこないため、党内からは「常に目立ちたいだけ」(閣僚経験者)と冷ややかな声が出ているのも事実だ。この日の参院予算委で質問の一番手に据えるなど舛添氏に配慮した党執行部だが、大島理森幹事長は26日夜の講演で、「この時代にわが国に政界再編や政党の離合集散にエネルギーを使うゆとりはない。再編ゲームはもはやすべきではない」と述べ、舛添氏らの動きを牽制(けんせい)した。

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